
水子供養とは
この世に縁がなく、悲しくも母親のお腹の中で亡くなった胎児を「水子〈みずこ〉」といい、その弔いを「水子供養」と言います。
仏教では、お腹に宿ったその瞬間から一つの尊い命とします。
わが子の穏やかな笑顔と安らかな眠りを願い祈ること。心からの供養は必ずお子様に届きます。そして、仏様のもとから、親御様の心の安穏を静かに見守ってくれるはずです。
お一人でも安心してご相談ください。水子の供養は個別で対応させていただきます。
寳持寺と水子供養
寳持寺ご本尊のお地蔵様は、子供と関わりが深く、お守りくださる仏様としても古来より信仰されてきました。
亡くなった子は、ただ父を慕い、母を恋い、二人の心の安穏を祈っています。
しかし、賽の河原で鬼どもにいじめられ、「父恋し、母恋し。」と泣いていると言われています。
その子供たちを、現世の父母に代わりお守りくださるのが、お地蔵さまなのです。
寳持寺では、先代住職の発願により、以来、水子供養を執り行っております。
よくあるご質問
Q.水子の供養は、亡くなった後すぐにお願いした方が良いですか?
A.一日も早いご供養をおすすめしますが、心身ともに落ち着いた時でも遅くはありません。
Q.水子供養はどの様にしますか?
A.まずは、メールまたは電話にて日時等をご相談ください。
決まった日時に、本堂にて読経供養致します(約30分程度)。納骨される場合は、その後に納骨のはこびとなります。
Q.水子供養当日 何か持っていくものはありますか?
A.お供え物として、お花に加え、お子様の喜ぶような食べ物などをお持ちください(ミルクやお菓子など)。
Q.納骨はどのようにしたら良いですか?
A.各家ご先祖さまの眠るお墓に納骨されても良いですし、諸事情により納骨場所がない場合は、当寺の水子墓に納骨いたします。
寳持寺の水子墓は水子地蔵さまの下で安らかにお休みいただけます。
Q.秘密にしたいのですが…
A.基本、水子供養は個別で執り行い、ご供養された方の秘密は厳守しておりますのでご安心ください。
Q.未成年でもご供養していただけますか?
A.はい、承ります。ご供養を願う真心さえあればお受けいたします。
Q.自分はうかがえないのですが、それでも供養をしていただけますか?
A.人と共に養うと書いて「供養」と申します。基本、ご参列をおすすめしておりますが、諸事情によりそれが叶わない場合にはお受けいたします。できましたら、お時間をみつけて、我が子をお守りくださる当寺のご本尊さまにお参りください。
※水子の葬儀や、水子墓への納骨もお受けいたしますので、まずは当寺にお問い合わせ下さい。