再建した本堂
平成23年に再建した本堂

 

寳持寺、豪雨災害を経て復興へ

平成11年6月29日に広島県各地を襲った集中豪雨(通称6.29豪雨災害)により、裏山が崩れ、山門だけを残して全ての伽藍(建物)が崩壊しました。以降、現在に至るも一歩ずつ復興に向け進んでいます。
財源の乏しい当寺の再建は、皆様のご支援によって進めております。
1200年以上継承されてきた、能美島全島祈願寺の法燈を後世につなげる為、ご賛同いただける方は、檀信徒を問わず、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

中国新聞記事

平成11年6月29日豪雨災害の記事(中国新聞)

災害前

災害前の寳持寺

災害後

災害を受けた直後の寳持寺


これまでの復興のながれ

  • ・平成12年(2000年)仮本堂を建設し、法務を継続する。
  • ・平成23年(2011年)本堂を再建。翌24年に落慶式厳修
  • ・平成23年(2011年)境内地全体の石組み整備に着手
  • ・平成24年(2012年)坐禅会をひらく
  • ・平成25年(2013年)旧境内地に光明塔を建立。および墓地として整備
  • ・令和元年(2019年)災害により連発する断水をうけ、給水用の井戸を整備
  • ・令和2年(2020年)開山堂および位牌堂を再建。仏像群の修復に着手する

 

今後の予定

  • 〇被災した仏像の修復
  • 〇庫裏・坐禅堂の再建
  • 〇鐘桜堂の再建(被災を免れ保管している大梵鐘を安置します。)

 


写真で見る復興のあゆみ

涅槃図

災害を受け修復した涅槃図
※3月「涅槃会法要」時に荘厳。

地獄絵図

災害を受け修復した地獄絵図
※8月「地蔵盆法要」時に荘厳。

 
本堂

平成24年に移転再建
した本堂

 
光明塔

旧境内地に建立した
光明塔

仏像

本堂横の涅槃石

 
般若経六百巻

灘尾記念文庫(大柿町大原)
に保管されている災害を受けた
大般若経六百巻
(写真:部屋干しの様子)

 

 

仏像修復について

災害をうけ破損し、未だ修復できていない仏像を紹介させていただきます。
これらの仏像は、先人達の仏法興隆への願い、そして平安と繁栄に対する深い祈りが込められています。
後世に繋げていくため、修復へのご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

十六羅漢〈じゅうろくらかん〉像

お釈迦様の弟子の中で特に優れた16人。長くこの世にとどまり正法を護持し衆生を導く仏様です。

※写真は、十六羅漢中 十五番目の阿氏多〈あした〉尊者の像。比較的損傷の軽い状態です。

最大高:約1尺9寸(575㎜)
数 量:16体
年 代:昭和9年

 

迦葉阿難〈かしょうあなん〉両尊者像

迦葉尊者(写真左側)は、十大弟子の一人。頭陀〈ずだ〉第一と称せられた。お釈迦様の後を継ぎ二祖となる。教団の中心となり経典をまとめた人物。
阿難尊者(写真右側)は、十大弟子の一人。お釈迦様の傍らで常に説法を聴いていたことから多聞〈たもん〉第一と称せられた人物。迦葉尊者に継ぎ三祖。

最大高:約2尺2寸5分(680㎜)
数 量:2体
年 代:昭和9年

 

四天王〈してんのう〉

四天王は、仏教を守護する四武神。帝釈天〈たいしゃくてん〉に仕え、須弥山〈しゆみせん〉の四方(東西南北)を守る。甲冑をつけ武器を持ち邪鬼を踏む像形。


四天王の各名称(写真左側から順に)

  • ⑴北方守護の多聞天〈たもんてん〉仏の教えを聞く者
  • ⑵東方守護の持国天〈じこくてん〉国を支える者
  • ⑶南方守護の増長天〈ぞうちょうてん〉成長する者
  • ⑷西方守護の広目天〈こうもくてん〉浄天眼をもち仏法を守護する者


最大高:約2尺(606㎜)
数 量:4体
年 代:昭和9年

 

  • ※一体修復していただいた方のご尊名は、仏像の台座部分に刻字し後世に残させて頂きます。
  • ※仏像修復の進捗はこちらの仏像修復でご覧いただけます。


※寳持寺復興にご関心のある方はお問い合わせください。詳細の資料をお送りいたします。