[大阿羅漢]賓度羅跋囉惰闍〈びんどらばらだじゃ〉像の修復
2021年6月1日
賓度羅跋囉惰闍〈びんどらばらだじゃ〉像を修復致しました
修復のご協力誠に有り難うございました。山主合掌
施主:江田島市 Y様
修復内容:造形完全修復。単色彩色仕上げ
安置場所:開山堂正面、釈迦如来像脇
※以下、修復前の様子
賓度羅跋囉惰闍〈びんどらばらだじゃ〉尊者について
十六羅漢中、第一尊目にあたり、またの名を賓頭盧〈びんずる〉尊者と言います。
日本では「おびんずるさま」と呼ばれ「撫〈な〉で仏」として広く親しまれています。
須弥山〈しゅみせん〉の西にある西瞿陀尼州〈さいくだにしゅう〉に住み、お釈迦様に命じられ、涅槃〈ねはん〉に入らず正法〈しょうぼう〉を守り衆生を救います。
その説法の様子は、獅子が吠えるがごとく邪教の考えを砕き破る力を持つと言われます。